アシードホールディングス(9959)が2020年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
以下は長期の業績推移となります。
独立系の自販機オペレーターとしては国内で5位、飲料製造はNBメーカーのOEMや流通向けODMを中心としつつ、自社ブランドの缶チューハイ「ASTER」等を育成しています。
それでは当期の業績を確認します。
まず、従来からの本業である自販機運営事業は、売上高14,911百万円(前年同期比▲5.4%減)、セグメント利益127百万円(同▲49.2%減)と減収減益でした。
自販機設置台数の飽和状態が続く中、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークの実施等も業績にマイナスだったようです。
次に飲料製造事業ですが、売上高10,297百万円(前年同期比▲13.8%減)と減収になったものの、セグメント利益は753百万円(同+6.6%増)と増益でした。
昨年から取り組んでいるソフトパウチ製造が好調で、利益を押し上げたようです。
また、同社は持分法適用会社としてベトナムの地場ビールメーカーである「ハロンビール」に出資しています。ハロンビールは年率10~20%のペースで成長を続けており、同社の持分利益に寄与しています。
持分法による投資利益は、前期の48百万円から66百万円へと+37%増加しており、おそらくハロンビールの業績も堅調だったのでしょう。
PERは一桁、配当利回り3%(+株主優待)と指標面でも割安な企業であるので、
自社ブランドの果汁チューハイ「ASTER」であったり、
あるいは、ベトナムの持分子会社である「ハロンビール」であったり、
何かのきっかけに大化けしたら面白いかな~、とPFの一角に加えています。
1.決算概況
売上高は▲8.9%の減収、営業利益は▲16.7%の減益となりました。以下は長期の業績推移となります。
2.事業動向
アシードHDは、自販機のオペレーターと缶チューハイ等の飲料製造業を併営している企業です。独立系の自販機オペレーターとしては国内で5位、飲料製造はNBメーカーのOEMや流通向けODMを中心としつつ、自社ブランドの缶チューハイ「ASTER」等を育成しています。
それでは当期の業績を確認します。
まず、従来からの本業である自販機運営事業は、売上高14,911百万円(前年同期比▲5.4%減)、セグメント利益127百万円(同▲49.2%減)と減収減益でした。
自販機設置台数の飽和状態が続く中、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークの実施等も業績にマイナスだったようです。
次に飲料製造事業ですが、売上高10,297百万円(前年同期比▲13.8%減)と減収になったものの、セグメント利益は753百万円(同+6.6%増)と増益でした。
昨年から取り組んでいるソフトパウチ製造が好調で、利益を押し上げたようです。
また、同社は持分法適用会社としてベトナムの地場ビールメーカーである「ハロンビール」に出資しています。ハロンビールは年率10~20%のペースで成長を続けており、同社の持分利益に寄与しています。
持分法による投資利益は、前期の48百万円から66百万円へと+37%増加しており、おそらくハロンビールの業績も堅調だったのでしょう。
3.まとめ
アシードHDは、あまり特徴のない自販機オペレーターだったのですが、近年は飲料製造事業が利益の柱となりつつあり、構造転換が進んでいます。PERは一桁、配当利回り3%(+株主優待)と指標面でも割安な企業であるので、
自社ブランドの果汁チューハイ「ASTER」であったり、
あるいは、ベトナムの持分子会社である「ハロンビール」であったり、
2020年3月期 第2四半期決算説明会資料より |
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