ドウシシャ(7483)が2020年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
以下は長期の業績推移となります。
一つはニッチな日用品や家電製品を開発するファブレスメーカー業であり、同社は「開発型ビジネスモデル」と呼んでいます。
当期については、売上高49,299百万円(対前年比▲1.7%減)、セグメント利益3,292百万円(前期比+1.8%増)とおおむね横ばいでした。
収納用品やテレビ等が好調だったようですが、4Qには新型コロナウイルスの影響により中国からの仕入れに影響が出たようです。
もう一つはブランド品やギフト品を量販店等に販売する卸売業であり、同社は「卸売型ビジネスモデル」と呼んでいます。
当期については売上高42,953百万円(対前年比▲5.5%減)、セグメント利益2,705百万円(▲1.4%減)となりました。
近年は売上高が伸び悩む中、物流費の増加が利益を圧迫する傾向にありました。
そこで前期より自社の物流センターを構築しているのですが、販管費率はあまり下がっていないので、まだ効果が出ていない印象です。
足元の時価総額は500億円ほどですが、3月末時点の正味流動資産価値は490億円ほどあり、資産バリュー株と言える水準になっています。
この水準なら、優待株としてまったりホールドです。
1.決算概況
売上高は▲2.5%の減収、営業利益は+7.8%の増益となりました。以下は長期の業績推移となります。
2.事業動向
ドウシシャは大きく2種類の事業を行っています。一つはニッチな日用品や家電製品を開発するファブレスメーカー業であり、同社は「開発型ビジネスモデル」と呼んでいます。
当期については、売上高49,299百万円(対前年比▲1.7%減)、セグメント利益3,292百万円(前期比+1.8%増)とおおむね横ばいでした。
収納用品やテレビ等が好調だったようですが、4Qには新型コロナウイルスの影響により中国からの仕入れに影響が出たようです。
もう一つはブランド品やギフト品を量販店等に販売する卸売業であり、同社は「卸売型ビジネスモデル」と呼んでいます。
当期については売上高42,953百万円(対前年比▲5.5%減)、セグメント利益2,705百万円(▲1.4%減)となりました。
近年は売上高が伸び悩む中、物流費の増加が利益を圧迫する傾向にありました。
そこで前期より自社の物流センターを構築しているのですが、販管費率はあまり下がっていないので、まだ効果が出ていない印象です。
3.まとめ
ドウシシャは円高メリット株で不景気にも強く、利益率もそこそこ高い企業です。足元の時価総額は500億円ほどですが、3月末時点の正味流動資産価値は490億円ほどあり、資産バリュー株と言える水準になっています。
この水準なら、優待株としてまったりホールドです。
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