大伸化学(4629)が2020年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
以下は長期の業績推移となります。
当期については、主要顧客である塗料業界が米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大もあって不調であり、大伸化学の製品出荷数量についても161千㌧(前年比▲2.2%減)と落ち込みました。
一方で、原料であるナフサ価格を見ると、前期と比べて▲16%減(51千円/kℓ→43千円/㎘)と値下がりしたため、利益率が改善しました。
また、本年3月には新型コロナの感染拡大に伴い、消毒用アルコールに使用されるエタノール製品の出荷が増加したようです。
品目別の売上を見ると、製品販売の7%を占める「塗料・その他」が前年比+19%増と急増していますので、ここに恩恵があったと推測されます。
2020年3月末の正味流動資産価値は76億円、一株当りでは1,680円あるのに対し、決算翌日の株価は1,200円台で推移しています。
ネットネット株にまではなっていませんが、過去10年間のROE平均は9.0%とまずまず収益性の高い企業ですので、妙味があると思います。
大伸化学の他記事はこちら
1.決算概況
売上高は▲5.1%の減収、営業利益は+57.1%の増益となりました。以下は長期の業績推移となります。
2.事業動向
大伸化学は、塗料の原料やインクの希釈剤に使用される「シンナー」を製造する企業であり、国内シェアは3割と首位です。当期については、主要顧客である塗料業界が米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大もあって不調であり、大伸化学の製品出荷数量についても161千㌧(前年比▲2.2%減)と落ち込みました。
一方で、原料であるナフサ価格を見ると、前期と比べて▲16%減(51千円/kℓ→43千円/㎘)と値下がりしたため、利益率が改善しました。
また、本年3月には新型コロナの感染拡大に伴い、消毒用アルコールに使用されるエタノール製品の出荷が増加したようです。
品目別の売上を見ると、製品販売の7%を占める「塗料・その他」が前年比+19%増と急増していますので、ここに恩恵があったと推測されます。
3.まとめ
大伸化学は資産バリュー株であるため、最後に資産価値を確認します。2020年3月末の正味流動資産価値は76億円、一株当りでは1,680円あるのに対し、決算翌日の株価は1,200円台で推移しています。
ネットネット株にまではなっていませんが、過去10年間のROE平均は9.0%とまずまず収益性の高い企業ですので、妙味があると思います。
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