堺商事(9967)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
売上高は+7.5%の増収、営業利益は+59.2%の増益となりました。
一方で、来期予想は▲2割ほどの減益となっています。経済動向が不透明なこと、人的資源や海外拠点の拡充を進めることが理由の様です。
以下は長期の業績推移となります。
セグメント別の業績を見ると、国内部門が売上高34,926百万円(+7.3%)、営業利益375百万円(+32.4%)と堅調。海外部門は売上高4,588百万円(+8.9%)、営業利益は272百万円(+150.4%)と好調でした。
インドネシア子会社の業績が改善したことにより、海外部門の業績が大幅に伸びています。
商材別に見ると、化成品や合成樹脂分野が堅調な一方、衛生材料(高吸水性樹脂)が競争激化により伸び悩んだようでした。
一方、先日発表した中計が強気の内容でしたので、来期の業績にも期待をしていたのですが、これは残念な内容でした。
とはいえ、株価は正味流動資産の2/3以下のネットネット株であるため、また暫く塩漬け生活が続きそうです。
1.決算概況
売上高は+7.5%の増収、営業利益は+59.2%の増益となりました。
一方で、来期予想は▲2割ほどの減益となっています。経済動向が不透明なこと、人的資源や海外拠点の拡充を進めることが理由の様です。
以下は長期の業績推移となります。
2.事業動向
堺商事は、塗料やインキの材料、セラミック製品の原料等を取り扱う化学品商社です。セグメント別の業績を見ると、国内部門が売上高34,926百万円(+7.3%)、営業利益375百万円(+32.4%)と堅調。海外部門は売上高4,588百万円(+8.9%)、営業利益は272百万円(+150.4%)と好調でした。
インドネシア子会社の業績が改善したことにより、海外部門の業績が大幅に伸びています。
商材別に見ると、化成品や合成樹脂分野が堅調な一方、衛生材料(高吸水性樹脂)が競争激化により伸び悩んだようでした。
3.まとめ
決算と合わせて40円から50円への増配を発表してくれたのは良いニュースでした。一方、先日発表した中計が強気の内容でしたので、来期の業績にも期待をしていたのですが、これは残念な内容でした。
とはいえ、株価は正味流動資産の2/3以下のネットネット株であるため、また暫く塩漬け生活が続きそうです。
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