オリコン(4800)|19年3月期ざっくりレビュー

オリコン(4800)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+4.1%の増収、営業利益は+40.3%の増益となりました。
期中に2回の上方修正を行い、当期利益は約5割の大幅増益です。

以下は長期の業績推移になります。

2.事業動向

以前はガラケー向けの着うた(モバイル事業)が主力でしたが、2011年頃をピークに大幅に落ち込む一方、ここ数年は「オリコン顧客満足度調査」と「ORICON NEWS」という新規事業(コミュニケーション事業)の育成が進んできました。

当期は、ついに前者の落ち込みを後者の伸びが上回り、念願の事業構造の転換に成功した1年と言えそうです。

3.まとめ

来期予想はEPSのみの開示ですが、+25%の増益を計画しています。

いやはや、悪い会社では無いと思ってましたが、これほど急に業績が改善するとは…
もっと買っとけば良かったと後悔しています。

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