エムケイシステム(3910)|19年3月期ざっくりレビュー

エムケイシステム(3910)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+10.0%の増収、営業利益は+1.0%の増益となりました。
当期純利益については、違約金の支払いにより大幅減となっています。

2.事業動向

エムケイシステムの事業は、社労士向けシステムを扱う「社労夢事業」と、受託開発および一般企業向けのシステムを扱う「CuBe事業」に分かれます。



社労夢事業は、売上高1,509百万円(+15.2%)、営業利益382百万円(+21.6%)と堅調でした。ただし来期については、ソフトウェア償却費の増加、ライセンス費用の増加により、営業利益ベースで横ばいを見込んでいるようです。

CuBe事業は、売上高566百万円(▲2.1%)、営業損失▲67百万円(赤字拡大)となりました。新規事業として中々軌道に乗りませんね。
来期については、クラウドサービスの顧客開拓により赤字を圧縮する計画ですが、投資家から見れば、半信半疑といったところでしょうか。

3.まとめ

決算短信だとユーザー数や契約企業数といったKPIが分かりませんので、決算説明資料や有報の開示を待って精査したいと思っています。

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