高速(7504)|19年3月期ざっくりレビュー

高速(7504)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+5.1%の増収、営業利益は+6.7%の増益となりました。
当期純利益については、有価証券の売却益が上乗せされ少しゲタを履いています。

以下は長期の業績推移です。

2.事業動向

同社は「食品軽包装材」という弁当や惣菜等の包装容器を取り扱う商社です。
専業では国内最大規模、特に地盤の東北エリアでは圧倒的な存在のようです。

当期においては、食品容器、フィルム類、段ボール類等、主要な商品群がまんべんなく増収となりました。


高速は、数年前まではM&Aや営業所の新設による拡大を積極的に進めていましたが、ここ1~2年ほどは一時休止し、既存の営業拠点の強化を図っているところです。既存拠点の顧客開拓・深耕が着実に進んだようですね。

3.まとめ

高速(7504)は隠れた連続増配銘柄であり、当期で増配記録を16期連続に伸ばしました。

大幅な業績拡大は見込めないと思いますが、景気変動の影響を受けにくい企業であるため、緩やかな増配基調が続くのであれば、保有を継続したいと思っています。

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