データ・アプリケーション(3848)|19年3月期ざっくりレビュー

データ・アプリケーション(3848)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+4.0%の増収、営業利益は+6.7%の増益となりました。

以下は長期の業績推移となります。

2.事業動向

データ・アプリケーションの主力製品は企業間電子取引(EDI)用の基盤ソフトウェアで、国内シェアは1/3とトップシェアを有しています。

同社の売上は、主として製品導入に係る「ソフトウェア売上」と出荷数量に応じて得られる「メンテナンス売上」に分かれています。

ソフトウェア売上については、サーバ系ソフトウェアの出荷件数が前期比で増加しており、売上高は953百万円(+14.5%)と増収、メンテナンス売上については、売上高1,345百万円と前期比ほぼ横ばいでした。


来期予想を見ると、営業利益で▲11.9%の減益を見込んでいます。
これは、現在の中計において、EDI(企業間電子取引)からEAI(企業内データ連携)分野への拡大を目指しており、リソース増強や事務所の拡張・移転を計画しているためです。

3.まとめ

当期は過去最高益を達成、来期は減益ですが前向きな理由であり、そんなに悪い内容ではないように思いました。
某光通信もめちゃめちゃ買い増しているので、長い目で見れば大丈夫でしょう。

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