日本ハウズイング(4781)|19年3月期ざっくりレビュー

日本ハウズイング(4781)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+7.2%の増収、営業利益は+12.7%の増益となりました。
売上・利益ともに過去最高の業績となっています。

長期の業績推移は以下のとおり

2.事業動向

日本ハウズイングはマンション管理会社大手3社の一角であり、マンション管理組合からの管理料と、管理に紐づいた営繕工事を収益源としています。

当期については、国内マンション管理戸数が前期比+1.6%増の44万戸まで積み上がるとともに、管理委託料の値上げも進めることで、マンション管理事業は人件費の増加を補って増益となりました。なお、同社は海外展開も積極的に進めており、海外マンション管理戸数も10万戸の大台に乗っています。

その他、管理業務に付随する営繕工事業も二桁の増収増益となり、主要2事業が好調だったことが過去最高益の要因となりました。


3.まとめ

同社は、いわゆるストック型の収益構造を持っており不景気に比較的強く、ROEは安定して2桁を超えており、海外展開も進んでいる企業です。

足元では株価が下げていますが、更に下落が続くなら本格的に主力に据えることも視野に入れたいと思っています。

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