ハビックス(3895)|19年3月期ざっくりレビュー

ハビックス(3895)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は▲0.3%の減収、営業利益は▲40.1%の大幅な減益となりました。
主原料のパルプ価格が史上最高圏に高騰した影響が大きいです。

以下は長期の業績推移となります。

2.事業動向

同社は、紙おむつ材料やクッキングペーパー等を販売する企業です。

当期については、原材料のパルプ価格が高水準で推移するとともに、中国の新EC法の影響により子供用紙おむつの生産が減少した影響を受けて、大幅な減益となりました。

ただし、原料のパルプ価格については、2018年12月頃に天井を付けたあと、年明け以降は1割以上下落をしていますので、足元の事業環境は改善してきています。
財務省 貿易統計より作成

3.まとめ

来年度予想は+3割増益予想となり、業績は底を打ったようで安心しました。
円高メリット株でもありますので、FRBの利上げ停止によりドル安が進むなら、恩恵も受けるだろうと少し期待しています。

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