四国化成工業(4099)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
売上高は+4.0%の増収、営業利益は▲1.4%の減益となりました。
当期純利益は二桁の落ち込み。これは、前期にまとまった特別利益が発生した一方、当期は逆に投資有価証券評価損が計上されたことが影響しています。
以下は長期の業績推移です。
主力製品は、タイヤの製造に使用する不溶性硫黄(世界シェア2位)、プール・浄化槽用の消毒剤(国内1位、世界3位)、プリント配線板の防錆材(世界シェア1位)といったところ。
その他にも、建材(エクステリア類)でも競争力のある製品を持っています。
当期については、タイヤ原料が工場の大規模修繕に伴って一時的に出荷が減ったことと、原料高によって減益となりました。
同社が現在力を入れているのが「バラスト水処理」分野です。
2017年9月に発効された「バラスト水管理条約」によって、外洋を航海する船舶にバラスト水処理装置の設置が義務付けられました。
四国化成は、従来からプール用の塩素消毒剤を販売していましたので、この技術を生かした「バラスト水処理装置用の薬剤」を開発。
引き合いは好調のようで、今年の3月には約50億円を投じて新プラントの建設も決定しています。(「徳島工場における生産設備建設に関するお知らせ」)
少し本筋とは外れてしまうのですが、四国化成工業はうどん県丸亀市に本社を構えており、1,000株保有すると、株主優待として地域特産品(讃岐うどん)が贈呈されます。
ただ、必要投資額が100万円を超えて中々手が届きずらいため、必要単元数を100株とか500株まで減らして頂けると嬉しいなー…なんて乞食根性全開で妄想しています。
讃岐うどんの一層の普及のためにも、善処して頂ければ幸いです。
1.決算概況
売上高は+4.0%の増収、営業利益は▲1.4%の減益となりました。
当期純利益は二桁の落ち込み。これは、前期にまとまった特別利益が発生した一方、当期は逆に投資有価証券評価損が計上されたことが影響しています。
以下は長期の業績推移です。
2.事業動向
四国化成工業は、ニッチな分野で高シェアを持つ中堅化学品メーカーです。主力製品は、タイヤの製造に使用する不溶性硫黄(世界シェア2位)、プール・浄化槽用の消毒剤(国内1位、世界3位)、プリント配線板の防錆材(世界シェア1位)といったところ。
その他にも、建材(エクステリア類)でも競争力のある製品を持っています。
当期については、タイヤ原料が工場の大規模修繕に伴って一時的に出荷が減ったことと、原料高によって減益となりました。
同社が現在力を入れているのが「バラスト水処理」分野です。
2017年9月に発効された「バラスト水管理条約」によって、外洋を航海する船舶にバラスト水処理装置の設置が義務付けられました。
四国化成は、従来からプール用の塩素消毒剤を販売していましたので、この技術を生かした「バラスト水処理装置用の薬剤」を開発。
引き合いは好調のようで、今年の3月には約50億円を投じて新プラントの建設も決定しています。(「徳島工場における生産設備建設に関するお知らせ」)
3.まとめ
地味だけど普通に良い企業です。少し本筋とは外れてしまうのですが、四国化成工業はうどん県丸亀市に本社を構えており、1,000株保有すると、株主優待として地域特産品(讃岐うどん)が贈呈されます。
ただ、必要投資額が100万円を超えて中々手が届きずらいため、必要単元数を100株とか500株まで減らして頂けると嬉しいなー…なんて乞食根性全開で妄想しています。
讃岐うどんの一層の普及のためにも、善処して頂ければ幸いです。
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