SPK(7466)|19年3月期ざっくりレビュー

SPK(7466)が2019年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+1.0%の増収、営業利益は+4.9%の増益となりました。
特別利益で固定資産売却益を計上したため、当期純利益は2桁の伸びとなっています。

配当金についても+2円の増配となり、ついに21期連続の増配(!)となりました。

以下は長期の業績推移です。

2.事業動向

当期のセグメント別の動向は以下の通りです。
海外営業本部(海外への自動車補修部品販売)は、前期の反動で前期比マイナスとなったものの、残りの2事業は比較的堅調でした。

また、僕はSPKを資産バリュー株としても見ているため、BSの状況もざっと確認します。

期末の正味流動資産価値は124億円(流動資産207億円-総負債83億円)となっており、一方の時価総額は121億円(自社株を除くベース)。株価が正味流動資産以下のグレアム銘柄となっています。

業績がまずまず堅調で、20年以上連続増配を続けているグレアム銘柄というのは、世界中探してもSPK以外に無いのではないでしょうか。

3.まとめ

さきほどSPKのIRサイトを見に行ったら、早くも配当金のデータが更新されていました。仕事が早えーよ!!


今後も連続増配と、それを裏付ける安定的な事業成長を期待しています。

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