こんにちは。相場の養分かもねぎです。
4/1に政府が世帯当り2枚の布マスクを配布する方針を公表しました。
報道された当初は「おいおいw」という感じでしたが、投資家的には株主優待品みたいなものですね。
ありがたく貰って、家庭のストックが切れたら使わせていただきましょう。
さて、今日の内容は以下の通りです。
1.今週の投資動向
2.COVID-19感染状況
3.日銀短観レビュー
前月末比では▲4.83%のマイナス。
[売買]
買
・GMOクラウド(3788)
・パイプドHD(3919)
・妙徳(6265)
・クボタ(6326)
・イオンFS(8570)
・アシードHD(9959)
売
・ズーム(6694)(売り切り)
基本的な方針は、新型コロナウイルスの影響が軽微と思われる企業、または株価が清算価値未満の企業を買い増していくことです。
(イオンFSは上記から逸れるスケベ買いなので、ごめんなさい売りするかもしれません。)
売りはズーム(6694)
某WEB会議システムと名称が一緒なため、勘違いされたのか急騰していましたので売り切りました。
3桁に戻れば買い直します。
数値の出所は米ジョン・ホプキンス大学の調査です。
足元で感染拡大が止まらないのが米国です。一週間で…
・感染者数:8.5万人→24.5万人
・死亡者数:1.2千人→6.0千人
市場への影響という観点では、米国の感染拡大に歯止めがかかるか否かがカギですね。
国内は流行が抑制されていますが、それでもこの1週間で感染者が倍増(1.3千人→2.6千人)しており、状況の悪化が警戒されます。
3/29には、お笑い芸人の志村けんさんが、新型コロナウイルスによる肺炎でお亡くなりになられました。
享年70歳。
まだまだご活躍できる年齢ですし、初めて新型コロナウイルスで亡くなられた方の顔の見える瞬間だったことから、たいへん強い衝撃を受けました。
まずは大企業の業況判断指数(DI)
DIとは、各企業への業況を
「良い」
「さほど良くない」
「悪い」
の3択で聞き取り、「良い」から「悪い」を差し引いた数値となります。
製造業
19年12月:0
→20年3月:▲8
→20年6月:▲11
非製造業
19年12月:20
→20年3月:8
→20年6月:▲1
前回(2019年12月調査)と比べると、製造業・非製造業ともに悪化。
特に12月までは堅調だった非製造業の悪化幅が大きいように見えます。
次に業種別のDI。
悪化が目立つ業種は、
宿泊・飲食サービス業(11→▲59)
対個人サービス業(25→▲6)
運輸・郵便業(17→▲7)
辺りでしょうか。
また、日本の基幹産業である自動車製造業のDIも足元で▲17、先行き▲24と良くありません。
しかし、このような環境下でも、DIがプラス(「良い」と回答する企業の方が多い)の業態も存在します。
当面の投資先として有望かもしれませんので、好調な業種を確認します。
紙・パルプ(DI:4)や食料品(5)といったディフェンシブな業種については、大きな落ち込みが見られません。
その他の業種では、窯業・土石製品(14)と汎用機械(0)がまずます。
窯業・土石製品に該当するのは、主にガラス、セメント・コンクリート、陶器等です。
ここが好調なのは少し不思議なのですが、建築投資がまだ止まっていないため、ガラスやセメントといった建設資材系が堅調なんでしょうか?
はん用機械に該当するのは、ボイラ・ポンプ・エレベーター・エアコン等。
やはり、足元では建設系が健闘している気がします。
非製造業については、外出自粛の悪影響を受けた「運輸」「個人サービス」「宿泊・飲食」が全体を押し下げていますが、それ以外は現時点ではまだ好調を保っています。
まず強気なのが、建設(DI:36)と不動産(32)の2業種。
ただ、3月下旬から4月になると、テナント家賃の減額や投資案件の見送りといった情報も聞こえるようになっており、まだ十分に悪化が織り込まれていないのかもしれません。
次に堅調なのが通信(14)と情報サービス(45)。
ここは、テレワーク・巣ごもり消費といった社会動向の恩恵を受けそうな業種ですね。
ただ、先行きDIは両者とも悪化、通信業はDIがマイナスに転じていることから、注意も必要と思われます。
対事業所サービス業(35)も悪くありません。
この業種は、広告、機械修理、ビルメンテナンス、法務・会計サービス、労働者派遣サービス等が該当します。
景況感が悪化したときの人材派遣業の落ち込みは怖いですが、それ以外は比較的堅調と見て良いのではないでしょうか。
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4/1に政府が世帯当り2枚の布マスクを配布する方針を公表しました。
報道された当初は「おいおいw」という感じでしたが、投資家的には株主優待品みたいなものですね。
ありがたく貰って、家庭のストックが切れたら使わせていただきましょう。
さて、今日の内容は以下の通りです。
1.今週の投資動向
2.COVID-19感染状況
3.日銀短観レビュー
1.今週の投資動向
年初来のリターンは▲21.50%となりました。前月末比では▲4.83%のマイナス。
[売買]
買
・GMOクラウド(3788)
・パイプドHD(3919)
・妙徳(6265)
・クボタ(6326)
・イオンFS(8570)
・アシードHD(9959)
売
・ズーム(6694)(売り切り)
基本的な方針は、新型コロナウイルスの影響が軽微と思われる企業、または株価が清算価値未満の企業を買い増していくことです。
(イオンFSは上記から逸れるスケベ買いなので、ごめんなさい売りするかもしれません。)
売りはズーム(6694)
某WEB会議システムと名称が一緒なため、勘違いされたのか急騰していましたので売り切りました。
3桁に戻れば買い直します。
2.COVID-19感染状況
次に新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況を見てみます。数値の出所は米ジョン・ホプキンス大学の調査です。
足元で感染拡大が止まらないのが米国です。一週間で…
・感染者数:8.5万人→24.5万人
・死亡者数:1.2千人→6.0千人
市場への影響という観点では、米国の感染拡大に歯止めがかかるか否かがカギですね。
国内は流行が抑制されていますが、それでもこの1週間で感染者が倍増(1.3千人→2.6千人)しており、状況の悪化が警戒されます。
3/29には、お笑い芸人の志村けんさんが、新型コロナウイルスによる肺炎でお亡くなりになられました。
享年70歳。
まだまだご活躍できる年齢ですし、初めて新型コロナウイルスで亡くなられた方の顔の見える瞬間だったことから、たいへん強い衝撃を受けました。
3.日銀短観レビュー
続いて、3月分の日銀短観(企業短期経済観測調査)が公表されましたので、今後の見通しを検討するためにざっとレビューします。まずは大企業の業況判断指数(DI)
DIとは、各企業への業況を
「良い」
「さほど良くない」
「悪い」
の3択で聞き取り、「良い」から「悪い」を差し引いた数値となります。
製造業
19年12月:0
→20年3月:▲8
→20年6月:▲11
非製造業
19年12月:20
→20年3月:8
→20年6月:▲1
前回(2019年12月調査)と比べると、製造業・非製造業ともに悪化。
特に12月までは堅調だった非製造業の悪化幅が大きいように見えます。
次に業種別のDI。
悪化が目立つ業種は、
宿泊・飲食サービス業(11→▲59)
対個人サービス業(25→▲6)
運輸・郵便業(17→▲7)
辺りでしょうか。
また、日本の基幹産業である自動車製造業のDIも足元で▲17、先行き▲24と良くありません。
しかし、このような環境下でも、DIがプラス(「良い」と回答する企業の方が多い)の業態も存在します。
当面の投資先として有望かもしれませんので、好調な業種を確認します。
製造業
紙・パルプ(DI:4)や食料品(5)といったディフェンシブな業種については、大きな落ち込みが見られません。
その他の業種では、窯業・土石製品(14)と汎用機械(0)がまずます。
窯業・土石製品に該当するのは、主にガラス、セメント・コンクリート、陶器等です。
ここが好調なのは少し不思議なのですが、建築投資がまだ止まっていないため、ガラスやセメントといった建設資材系が堅調なんでしょうか?
はん用機械に該当するのは、ボイラ・ポンプ・エレベーター・エアコン等。
やはり、足元では建設系が健闘している気がします。
非製造業
非製造業については、外出自粛の悪影響を受けた「運輸」「個人サービス」「宿泊・飲食」が全体を押し下げていますが、それ以外は現時点ではまだ好調を保っています。
まず強気なのが、建設(DI:36)と不動産(32)の2業種。
ただ、3月下旬から4月になると、テナント家賃の減額や投資案件の見送りといった情報も聞こえるようになっており、まだ十分に悪化が織り込まれていないのかもしれません。
次に堅調なのが通信(14)と情報サービス(45)。
ここは、テレワーク・巣ごもり消費といった社会動向の恩恵を受けそうな業種ですね。
ただ、先行きDIは両者とも悪化、通信業はDIがマイナスに転じていることから、注意も必要と思われます。
対事業所サービス業(35)も悪くありません。
この業種は、広告、機械修理、ビルメンテナンス、法務・会計サービス、労働者派遣サービス等が該当します。
景況感が悪化したときの人材派遣業の落ち込みは怖いですが、それ以外は比較的堅調と見て良いのではないでしょうか。
結びとして
今の環境下、ただの労働者・個人投資家にできることは多くありませんが、医療関係者へのリスペクトを忘れず、外出はできるだけ控え、株を購入することで頑張ってる企業を応援していきたいと思います。←次週 | 前週→
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