日本ハウズイング(4781)|21年3月期ざっくりレビュー

日本ハウズイング(4781)が2021年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況

売上高は▲1.4%の減収、営業利益は▲2.3%の減益となりました。

以下は長期の業績推移となります。

2.事業動向

日本ハウズイングは独立系のマンション管理会社であり、管理戸数ベースでは業界首位となります。

主力のマンション管理事業については、国内のマンション管理戸数が前期比+10,347戸の469,898戸と順調に積み上がり、売上高は52,682百万円(前年同期比+2.4%増)、営業利益は4,824百万円(同+12.2%増)と増収増益になりました。
なお、今期は長期保険契約の更新に伴う代理店手数料が集中する年にあたり、利益がプラスアルファで押し上げられましたが、来期はその反動減が見込まれます。

もう一方の主力事業である営繕工事業については、前期に消費税増税前の駆け込み需要があった反動で、売上高47,585百万円(前年同期比▲3.4%減)、営業利益3,362百万円(同▲15.9%減)と不調でした。

3.まとめ

今期も増配で連続増配年数が12年に伸びました。
そろそろストックビジネスな連続増配株としても注目され始めて欲しいです。

0 件のコメント :

コメントを投稿