こんにちは。相場の養分かもねぎ(@kamonegi_kabu)と申します。
ベンジャミン・グレアムが推奨した正味流動資産割安株への投資は、通称「シケモク投資」なんて呼ばれます。
シケモクとはタバコの吸殻のことです。
吸殻の山を探せば、一服できる程度の長めの吸殻が見つかることがありますよね。
グレアム流の手法は、不人気で株価が割安な銘柄の山を丹念に探し、まずまず状態の良い株を探すものです。そんな投資スタイルを”シケモク集め”に例えているわけです。
さて、ここで考えてみたいのですが、「まずまず状態の良い株」というのは、どんな企業でしょうか。
色々な条件はあると思いますが、僕は業績がしっかりしている企業、例えば過去10年間黒字を維持している企業であれば、純資産も毎年増加していくわけで、悪くないのではないかと思います。
そこで今回は、株価が正味流動資産以下で、かつ過去10年間黒字を維持している企業をスクリーニングし、どのくらいの銘柄数があるのか調べてみました。
(1)連結決算企業
(2)単独決算企業
(注)調査方法
・時価総額:2019年2月1日の終値ベース
・正味流動資産:前期本決算における流動資産-総負債
・正味流動資産>調査日時点の時価総額となる銘柄のうち、過去10年間の最終利益がすべて黒字の企業をリスト化
・スクリーニングには「会社四季報2019新春 CD-ROM」を使用
愛知県地盤で学習塾とサッカー教室を運営する企業。
直近決算で現金及び預金が48億円となっており、前期の連結売上高(33億円)を上回る金額を保有しています。ちなみに自己資本比率は鉄壁の86%。
一方、時価総額(自己株は除く)は今や33億円に低迷。
現預金からすべての負債を引いた金額よりも大分お安くなっていますね。
※もちろん業績は超低空飛行が続いています。
ちなみに、かもねぎが身をもって実践したように、グレアム銘柄を購入しても必ずしも上手くいくわけではありませんので、ご注意ください。
不定期にまた同じ調査を行うかもしれません。 それでは。
ベンジャミン・グレアムが推奨した正味流動資産割安株への投資は、通称「シケモク投資」なんて呼ばれます。
シケモクとはタバコの吸殻のことです。
吸殻の山を探せば、一服できる程度の長めの吸殻が見つかることがありますよね。
グレアム流の手法は、不人気で株価が割安な銘柄の山を丹念に探し、まずまず状態の良い株を探すものです。そんな投資スタイルを”シケモク集め”に例えているわけです。
さて、ここで考えてみたいのですが、「まずまず状態の良い株」というのは、どんな企業でしょうか。
色々な条件はあると思いますが、僕は業績がしっかりしている企業、例えば過去10年間黒字を維持している企業であれば、純資産も毎年増加していくわけで、悪くないのではないかと思います。
そこで今回は、株価が正味流動資産以下で、かつ過去10年間黒字を維持している企業をスクリーニングし、どのくらいの銘柄数があるのか調べてみました。
1.調査結果
・該当数 :55社(連結44社、単独11社)(1)連結決算企業
(2)単独決算企業
(注)調査方法
・時価総額:2019年2月1日の終値ベース
・正味流動資産:前期本決算における流動資産-総負債
・正味流動資産>調査日時点の時価総額となる銘柄のうち、過去10年間の最終利益がすべて黒字の企業をリスト化
・スクリーニングには「会社四季報2019新春 CD-ROM」を使用
2.ピックアップ銘柄
・クリップコーポレーション(4705)愛知県地盤で学習塾とサッカー教室を運営する企業。
直近決算で現金及び預金が48億円となっており、前期の連結売上高(33億円)を上回る金額を保有しています。ちなみに自己資本比率は鉄壁の86%。
一方、時価総額(自己株は除く)は今や33億円に低迷。
現預金からすべての負債を引いた金額よりも大分お安くなっていますね。
※もちろん業績は超低空飛行が続いています。
3.まとめ
というわけで、過去10年間黒字のグレアム銘柄を調査してみましたが、気になった銘柄はありましたでしょうか?ちなみに、かもねぎが身をもって実践したように、グレアム銘柄を購入しても必ずしも上手くいくわけではありませんので、ご注意ください。
不定期にまた同じ調査を行うかもしれません。 それでは。
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