マークラインズ(3901)|18年12月期決算ざっくりレビュー

マークラインズ(3901)が2018年12月期決算を発表していたので、ざっくり確認しました。

1.決算概況


売上高は前期比+21.6%の増収、営業利益は+20.9%、当期利益は+14.2%の増益となりました。
営業外で株式公開費用や為替差損が発生したり、実効税率が少し上がったりで当期利益の伸びがちょっと悪いです。

以下は長期の業績推移。


2.事業動向

マークラインズの主力事業は自動車産業向けの情報サービス「情報プラットフォーム」であり、年度末の契約企業数は2,889社(+297社)、売上高は1,571百万円(+12.5%)と堅調でした。

上場時の成長可能性資料(だったと思う)によれば、潜在顧客数は約8万社とのことで、占有率は3.6%とまだまだ拡大余地はありそうです。


その他の付随事業を見ても、他社とのコスト比較分析(コンサルティング)、市場予測情報の販売、BMW車やテスラ車の分解調査データ販売(ベンチマーキング関連)といった辺りが急激に拡大していました。


会員に追加的な商材を販売して収益を拡大できるのは良いことだと思います。

3.所感

業績は普通に絶好調です。
ただ、PER30倍超を正当化できるほどではないかな。。。

持ち株を売るつもりは全くありませんが、買い増しするならPERが20倍を割るくらいの水準を待ちたいです。

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