ハマキョウレックス(9037)|22年3月期ざっくりレビュー

ハマキョウレックス(9037)が2022年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+5.2%の増収、営業利益は+5.2%の増益となりました。

以下は長期の業績推移です。

2.事業動向

ハマキョウレックスは、独立系の3PL(サードパーティ・ロジスティックス)の大手企業であり、「日々決算」「全員参加」「コミュニケーション」の3点を軸にした現場力・コスト競争力に定評があります。

同社の事業セグメントは、物流センターの運営事業と貨物自動車運送自動車業の二つに分かれています。

まず、物流センター運営事業については、営業収益769億63百万円(前年同期比+7.6%増)、営業利益93億10百万円(同+13.0%増)と増収増益でした。運営する物流センターの総数は前期比+2件の130センターとなります。

もう一方の貨物自動車運送事業については、営業収益481億31百万円(前年同期比+1.6%増)、営業利益17億98百万円(同▲22.3%減)でした。燃料単価の上昇により減益となったようです。

物流センターは好調、貨物運送は原油高で不調という感じですね。

3.まとめ

ハマキョウレックスらしい業績で、株主としては安心感のある内容でした。

社員持株会を設立したり、社員に自社株を付与したりといった形で、株主志向の経営スタイルと社員の待遇向上を両立できると尚良いような気もいたします。

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