テイカ(4027)|22年3月期ざっくりレビュー

テイカ(4027)が2022年3月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+20.7%の増収、営業利益は+24.7%の増益となりました。

以下は長期の業績推移となります。

2.事業動向

テイカは、世界首位の製品を複数有するニッチトップ系の化学品メーカーです。

当期の業績をセグメント別に確認します。

まず、機能性材料事業(旧・酸化チタン事業)については、売上高228億円(前期比+17.4%増)、営業利益10億円(同+9.4%増)となりました。
本セグメントは、世界シェア6割強といわれる日焼け止め用「微粒子酸化チタン」が収益源ですが、前期に引き続き、新型コロナの影響で需要が低迷しました。
汎用用途の酸化チタンは、原料価格高騰の転嫁等により増収となりましたが、利益面での貢献はさほどなかったように見えます。

次に電子材料・化成品事業については、売上高221億円(前期比+25.1%増)、営業利益23億円(同+28.2%増)と増収増益でした。
ICT・5Gインフラ向けの製品や、医療機器用の圧電材料等が好調だったようです。

3.まとめ

機能性材料事業は、コロナ前のピーク時に営業利益で40億円ほど稼いでいました。
足元の利益はその1/4程度と、なかなか実力を発揮できていません。

しかし、ワクチン接種の普及により経済活動の再開が進んでおり、各種統計でも日焼け止めの生産・販売が回復し始めています。社会活動の正常化に伴う業績回復を期待しています。

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