竹本容器(4249)が2019年12月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
以下は長期の業績推移となります。
特徴は自社で多数の金型を開発・所有している点にあり、顧客側からすると竹本容器の金型ラインナップを活用することで、小ロット・短納期・低コストでボトル容器を調達できるメリットがあります。
同社は決算説明資料で「日本」「中国」「その他地域」の3区分で売上と営業利益を開示しているため、そちらを確認します。
日本セグメントは、売上117億円(前期比▲2.7%)、営業利益+12億円(+2.8%)と減収増益でした。
インバウンド向け需要等の落ち込みで減収となったものの、原材料仕入価格が想定を下回ったため、増益となったようです。
中国セグメントは、売上34億円(前期比▲12.3%)、営業利益4億円(前期比▲15.7%)と減収減益でした。2019年1月施行のEC規制の影響で、中国大手顧客向けの売上が落ち込んだことが大きいようです。
その他地域セグメントは、売上2.3億円(前期比▲27.4%)、営業利益▲1.7億円となりました。2018年夏季にインド工場を立ち上げたものの、本格売上計上に至らず費用が先行している状況が続いています。
その他、決算と合わせて中期計画の修正も公表していました。
売上高の計画を下方修正、設備投資も抑制する内容っぽいですね。
なにやら脱プラスチックが最近の流行の様ですので、その影響は注視していきたいです。
1.決算概況
売上高は▲5.2%の減収、営業利益は▲5.7%の減益となりました。以下は長期の業績推移となります。
2.事業動向
竹本容器は、化粧品・美容品向けを中心にプラスチック容器を製造しているメーカーです。特徴は自社で多数の金型を開発・所有している点にあり、顧客側からすると竹本容器の金型ラインナップを活用することで、小ロット・短納期・低コストでボトル容器を調達できるメリットがあります。
同社は決算説明資料で「日本」「中国」「その他地域」の3区分で売上と営業利益を開示しているため、そちらを確認します。
日本セグメントは、売上117億円(前期比▲2.7%)、営業利益+12億円(+2.8%)と減収増益でした。
インバウンド向け需要等の落ち込みで減収となったものの、原材料仕入価格が想定を下回ったため、増益となったようです。
中国セグメントは、売上34億円(前期比▲12.3%)、営業利益4億円(前期比▲15.7%)と減収減益でした。2019年1月施行のEC規制の影響で、中国大手顧客向けの売上が落ち込んだことが大きいようです。
その他地域セグメントは、売上2.3億円(前期比▲27.4%)、営業利益▲1.7億円となりました。2018年夏季にインド工場を立ち上げたものの、本格売上計上に至らず費用が先行している状況が続いています。
その他、決算と合わせて中期計画の修正も公表していました。
売上高の計画を下方修正、設備投資も抑制する内容っぽいですね。
3.まとめ
減益とはなっていますが、インド工場立ち上げに係る費用等もあるので、まぁこんなものですかねーなにやら脱プラスチックが最近の流行の様ですので、その影響は注視していきたいです。
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