内外トランスライン(9384)|21年12月期ざっくりレビュー

内外トランスライン(9384)が2021年12月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+58.8%の増収、営業利益は+169.9%の増益となりました。
いやはや、コンテナ船バブルを謳歌していますね。

以下は長期の業績推移となります。

2.事業動向

内外トランスラインは、船会社から輸送スペースを仕入れてコンテナ貨物を輸送する「フォワーダー」です。

2021年は、新型コロナウイルスの余波によってコンテナ船運賃が過去最高水準に暴騰した1年間でした。
内外トランスラインは船会社からコンテナ船のスペースを仕入れて販売していますので、仕入れ価格の高騰がネガティブに働くリスクも警戒していましたが、この市況変動を追い風に変えて過去最高益を達成しました。

セグメント別にみると、日本国内は売上高24,792百万円(前年同期比+61.5%増)、海外が売上高10,474百万円(前年同期比+52.7%増)といずれも大幅増収で着地しました。

3.まとめ

中期経営計画では、2022年に売上高300億円、ROE14%を目標として掲げていたはずですが、市況高騰もあってこれを大幅に上回ることとなりました。追い風参考だとは思いますが、おめでとうございます!

流石にこの市況は永続しないだろうと思って保有数量は減らしましたが、また株価が下げるようなら買い増しも検討したいと思っています。

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