コロナショック雑感 3/17「こうかはいまひとつのようだ…」

こんばんは、相場の養分かもねぎ(@kamonegi_kabu)です。

関係ありませんが、先日ポケモン剣盾を購入いたしまして、十数年ぶりにポケモンをプレイしました。
ライバルのホップくんがすごく良いキャラでしたね。楽しかったです。

さて、今日は中央銀行の金融緩和策と、新規購入銘柄についてです。

1.ウイルスに金融政策は効かない

新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、米FRBは3月15日に臨時のFOMC(連邦公開市場委員会)を開き、△1%の緊急利下げを決定しました。
これと合わせて、米国債や住宅ローン担保証券(MBS)を買い入れる量的金融緩和策も導入する意向を示しています。

米、1%緊急利下げ 実質ゼロ金利4年ぶり復活―景気下支えへ量的緩和再開(時事通信社)

一般に金融緩和策は株式市場にとってポジティブなニュースになるはずです。

しかし…

NYダウ急落、過去最大の下げ幅 2997ドル安(日本経済新聞)

翌16日の米株式市場は、NYダウが▲2,997ドル安と過去最大の大暴落となりました。

足元では、欧米で新型コロナの感染者が急増し、各国で移動制限や店舗の休業が広まっています。
市場の懸念が金融機関の信用不安にあるのであれば、金融緩和策は市場の動揺を抑える効果があるのでしょうが、ウイルスの感染拡大に対しては、対症療法にしかなりませんね。

うーん、残念

2.物色銘柄|ポールトゥウィンHD

株式市場は不安定な状況が続いていますが、割安かつ、新型コロナウイルスの影響が薄そうな銘柄を物色中です。

気になったのが、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス
ゲームなどのデバッグ(不具合検出、調整)・検証業務を請け負っている企業です。

同業他社と比較すると、海外拠点網が充実しており、翻訳・校正・現地の文化に合せた最適化といったローカライズを一貫して請け負える点が強みのようです。

過去の業績推移はこんな感じ

≪ポイント≫
①盤石の財務
自己資本比率は80.1%、総資産の6割を現金及び預金が占めており、盤石。

②収益性に比した株価の割安感
売上高は順調に伸びており、過去5年間の平均ROEも14%となかなか高収益です。
一方で、予想PER(会社予想ベース)は11倍と株価に割高感はありません。
(参考:過去5年の平均PERは18.5倍)

③新型コロナウイルスの影響は軽微
ゲーム、ネットビジネス向けのBPOであるため、業績への影響は限定的であると決算説明資料に記載があります。(下記)
また、ゲーム・ネットビジネス自体も、各国の外出禁止による巣ごもり消費の恩恵を受けられると考えられます。

ポールトゥウィンHD 2020年1月期決算説明資料より

さほど悪くないんじゃないでしょうか?

結びとして

引き続き相場のボラティリティは大きく、実体経済への影響も深刻になってきたので、株価がすぐに反発とはいかなそうです。

給与を新規入金しつつ、粘り強く割安な銘柄を買い付けていきたいです。

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