アークランドサービスホールディングス（3085）が2020年12月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
１．決算概況
売上高は＋15.9％の増収、営業利益は＋1.2％の増益となりました。
以下は長期の業績推移となります。
２．事業動向
アークランドサービスは、とんかつ業態の「かつや」、からあげ業態の「からやま」等を運営する外食チェーンです。
当期におけるセグメント別の動向を確認します。
主力のとんかつ業態「かつや（国内）」は、売上高が24,129百万円（前期比＋3.7%増）、期末店舗数が420店舗（＋14店舗）となりました。
次にからあげ業態の「からやま・からあげ緑（国内）」ですが、売上高が8,438百万円（前期比＋17.8%増）、店舗数が137店舗（＋27店舗）となりました。前期よりもペースは落ちたものの、引き続き「からやま」セグメントが業績成長を牽引しています。
また、その他事業セグメントにおいては、タイ料理チェーン「マンゴツリー」等を展開するミールタイムズを買収したことにより、売上高5,670百万円（前期比＋138.2％増）と大幅に伸長しました。
３．まとめ
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外食産業は未曾有の打撃を受けている状況ですが、アークランドサービスはデリバリーやテイクアウト需要を掴み、業績的には大健闘した1年と言って良いと思います。
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