サンネクスタグループ(8945)|20年6月期ざっくりレビュー

サンネクスタグループ(旧:日本社宅サービス)が2020年6月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は+2.2%の増収、営業利益は▲10.5%の減益となりました。

以下は長期の業績推移となります。

2.事業動向

サンネクスタグループは、借上社宅の管理代行サービスで国内トップシェアを有しています。社宅の管理代行というのは、企業が転勤者向けに提供する借上社宅について、その物件選定から新規契約・更新・解約手続き、入居中のトラブル対応等を代行するサービスのことです。

当期の業績を見ていきます。

まず、主力の社宅管理代行サービスについては、売上高3,918百万円(前年同期比+3.5%増)と増収となったものの、営業利益は675百万円(同▲2.7%減)と微減益で着地しました。
マンション管理を中心とする施設総合管理事業については、売上高4,119百万円(前年同期比+0.4%増)、営業利益63百万円(同▲48.0%減)と大幅減益となりました。決算短信では、コロナの影響により新規受注や修繕工事の実施が遅れたとの説明があります。

期中に一度業績の下方修正を出しており、全体的には伸び悩んだ感じですね。

3.まとめ

また同社は、7月に5カ年の中期経営計画を開示しました。


5年後の2025年6月期には、EPSを2倍以上に伸ばす意欲的な計画を掲げています。
目標の達成に向けて頑張ってください。

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