アイリックコーポレーション(7325)が2020年6月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
売上高は+7.7%の増収、営業利益は▲14.9%の減益となりました。
上場してから日が浅い企業であり、長期の業績推移は割愛します。
乗合保険ショップというのは、街中に店舗を構えて、複数の生命保険会社の商品から最適な商品を販売する代理店のことです。
保険ショップという業態は、「家計の見直しをしたい」等で能動的に保険を検討する顧客に支持され、市場規模が拡大傾向にあります。
アイリックの「保険クリニック」は、最大手で伊藤忠傘下の「保険の窓口」、光通信系の「保険見直し本舗」に次ぐ規模を持っているようです。
また、自社開発した保険の商品検索・分析システムを外販しており、これが安定的なストックビジネスになっています。
当期の業績動向を確認します。
主要なKPIを見ると、保険ショップの店舗数は、直営店舗44店(前期比+6店)、フランチャイズ店舗が181店(前期比+22店)と順調に拡大しました。
また、保険商品検索・分析システム(AS SYSTEM)の契約ID数は7,989ID(前期比+250ID)と、こちらも緩やかに伸びています。
利益面では、認知度向上のためにCM費用が発生したこと、緊急事態宣言中は保険ショップへの来店客数が減少し、4Qにおける保険販売が失速したことが影響し、減益の着地になったようです。
まだPERが少し高いのがネックですが、少量保有して事業の進捗を追いかけていきたい企業だなと思っています。
1.決算概況
売上高は+7.7%の増収、営業利益は▲14.9%の減益となりました。
上場してから日が浅い企業であり、長期の業績推移は割愛します。
2.事業動向
アイリックコーポレーションは、乗合保険ショップ「保険クリニック」の運営企業です。乗合保険ショップというのは、街中に店舗を構えて、複数の生命保険会社の商品から最適な商品を販売する代理店のことです。
保険ショップという業態は、「家計の見直しをしたい」等で能動的に保険を検討する顧客に支持され、市場規模が拡大傾向にあります。
アイリックの「保険クリニック」は、最大手で伊藤忠傘下の「保険の窓口」、光通信系の「保険見直し本舗」に次ぐ規模を持っているようです。
また、自社開発した保険の商品検索・分析システムを外販しており、これが安定的なストックビジネスになっています。
当期の業績動向を確認します。
主要なKPIを見ると、保険ショップの店舗数は、直営店舗44店(前期比+6店)、フランチャイズ店舗が181店(前期比+22店)と順調に拡大しました。
また、保険商品検索・分析システム(AS SYSTEM)の契約ID数は7,989ID(前期比+250ID)と、こちらも緩やかに伸びています。
利益面では、認知度向上のためにCM費用が発生したこと、緊急事態宣言中は保険ショップへの来店客数が減少し、4Qにおける保険販売が失速したことが影響し、減益の着地になったようです。
3.まとめ
決算説明資料によれば、3年後(2023年6月期)に売上高70億円、営業利益は現状比2倍の10億円を目指す方針とのことです。まだPERが少し高いのがネックですが、少量保有して事業の進捗を追いかけていきたい企業だなと思っています。
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