ビューティガレージ(3180)が2019年4月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
売上高は+18.6%の増収、営業利益は▲3.1%の減益となりました。
以下は長期の業績推移となります。
かつての理美容機器業界は、商社などの中間流通が介在して非効率な市場であったところ、ビューティガレージは中間流通を省くことで他社品の1/2~1/3という低価格を実現した点に強みがあります。
同社の主力事業である理美容室向けの物販事業について、当期の動向を確認してみます。
売上高は105億円と前期比+17.1%の増収となりましたが、セグメント利益は5億円と▲34.2%の減益となりました。
元々、競合からシェアを奪うために低価格攻勢を仕掛けている中、利益率の低い「NB化粧品・材料」の売上構成が高くなったため、利益率が低下しているようです。
ただ原因はそれだけではなく、全社費用の配分額が増加したことも影響していそうです。(要IR確認)
こちらは物販事業における主要なKPIです。
僕は、過去1年間に1回以上の購入履歴のあるユーザー数(YAU、アクティブ会員数)の動向を継続的にウォッチしているのですが、ここが前期比でマイナスとなっている点が気がかりです。
それはそうと、決算跨ぎでクロス売りを入れていたのですが、来期予想を見る限りこれは大失敗だった感じです。やっちまったぜ。
1.決算概況
売上高は+18.6%の増収、営業利益は▲3.1%の減益となりました。
以下は長期の業績推移となります。
2.事業動向
ビューティガレージは、理美容室やエステサロン、ネイルサロン等のビューティサロンに対して、各種商品の販売と、周辺サービスの提供を行っている企業です。かつての理美容機器業界は、商社などの中間流通が介在して非効率な市場であったところ、ビューティガレージは中間流通を省くことで他社品の1/2~1/3という低価格を実現した点に強みがあります。
同社の主力事業である理美容室向けの物販事業について、当期の動向を確認してみます。
売上高は105億円と前期比+17.1%の増収となりましたが、セグメント利益は5億円と▲34.2%の減益となりました。
元々、競合からシェアを奪うために低価格攻勢を仕掛けている中、利益率の低い「NB化粧品・材料」の売上構成が高くなったため、利益率が低下しているようです。
ただ原因はそれだけではなく、全社費用の配分額が増加したことも影響していそうです。(要IR確認)
こちらは物販事業における主要なKPIです。
僕は、過去1年間に1回以上の購入履歴のあるユーザー数(YAU、アクティブ会員数)の動向を継続的にウォッチしているのですが、ここが前期比でマイナスとなっている点が気がかりです。
3.まとめ
いやー、売上は伸びているものの、中々利益が付いて来ませんね…それはそうと、決算跨ぎでクロス売りを入れていたのですが、来期予想を見る限りこれは大失敗だった感じです。やっちまったぜ。
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