プラップジャパン(2449)が2019年8月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。
売上高は▲10.3%の減収、営業利益は▲23.8%の減益となりました。
以下は長期の業績推移。
当期の業績について、まずは国内事業(単体)を見ると、前期の業績に寄与したスポット案件と同水準の受注をできなかったことや、人材・システム投資の増加によって、減収減益となりました。
また、全社売上の1/3を占める中国事業についても、中国国内の景気減速の影響もあってか売上17億円(前期比▲4億円)、経常利益239百万円(同▲130百万円)と不振であり、業績を押し下げる大きな要因となりました。(連結子会社2社の業績を合算)
一方、東南アジア等、中国以外の地域における海外事業は、前期比+25%の増収と好調だった模様です。
BSを見ると現預金が総資産の約7割を占めており、引き続き盤石の状態です。
資本効率(ROE)が悪化傾向にありますので、自社株買いを検討すべき時期の様に思われます。
当期で連続増配記録を15年に伸ばした安定成長企業ですので、引き続きホールドで良いと判断しています。
ちなみに、先週金曜日に業績の下方修正を発表しましたので、今日は寄りから軽いパニック売りが出るものかとウォッチしていたのですが、株価は全然下げませんでした。残念!
1.決算概況
売上高は▲10.3%の減収、営業利益は▲23.8%の減益となりました。
以下は長期の業績推移。
2.事業動向
プラップジャパンは日本におけるPR会社の草分けであり、日本国内だけでなく中国等の海外展開も進んでいるグローバル企業です。当期の業績について、まずは国内事業(単体)を見ると、前期の業績に寄与したスポット案件と同水準の受注をできなかったことや、人材・システム投資の増加によって、減収減益となりました。
また、全社売上の1/3を占める中国事業についても、中国国内の景気減速の影響もあってか売上17億円(前期比▲4億円)、経常利益239百万円(同▲130百万円)と不振であり、業績を押し下げる大きな要因となりました。(連結子会社2社の業績を合算)
一方、東南アジア等、中国以外の地域における海外事業は、前期比+25%の増収と好調だった模様です。
BSを見ると現預金が総資産の約7割を占めており、引き続き盤石の状態です。
資本効率(ROE)が悪化傾向にありますので、自社株買いを検討すべき時期の様に思われます。
3.まとめ
減収減益と残念な決算になりましたが、ざっと見る限り一過性ないし景気要因によるものと思われました。当期で連続増配記録を15年に伸ばした安定成長企業ですので、引き続きホールドで良いと判断しています。
ちなみに、先週金曜日に業績の下方修正を発表しましたので、今日は寄りから軽いパニック売りが出るものかとウォッチしていたのですが、株価は全然下げませんでした。残念!
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