ロジザード(4391)|23年6月期ざっくりレビュー

ロジザード(4391)が2022年6月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況

売上高は+4.6%の増収、営業利益は△29.0%の減益となりました

以下は過去の業績推移となります。

2.事業動向

ロジザードは、EC通販を行っているメーカー、流通業および3PL企業向けの倉庫在庫管理システムを提供しています。

当期については、顧客アカウント数を前期比+139件(+9.4%増)と積み上げ、主軸のクラウドサービス売上高が着実に増加しました。



一方で、営業利益については減益となりましたが、これは「ロジザード Plus」から「ロジザード ZERO」への移行作業が円滑に進まず、開発・導入サービスの粗利が一時的にマイナスに陥ったこと、人材増強に伴う原価の増加などが影響したようです。

3.まとめ

来期は増収増益を見込んでいますが、同社は毎年控えめな予想を出す傾向があるため、ここから上振れしての着地を目指して欲しいですね。


同社が顧客とする物流業界においては、残業規制と人口減少による労働力不足により、一層の効率化が求められる状況にありますので、製品・サービスを通じて、物流の改善に貢献して貰いたいです。

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