フジ・コーポレーション(7605)|21年10月期ざっくりレビュー

フジ・コーポレーション(7605)が2021年10月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況

売上高は+13.5%の増収、営業利益は+17.8%の増益となりました。

以下は長期の業績推移となります。

2.事業動向

フジ・コーポレーションは、東日本地域を中心にタイヤ・ホイールの専門店を展開する企業です。

独立系のタイヤ小売企業としては国内最大手であり、仕入れ面での規模の経済と、先進的な物流センターを武器に、メーカー系列の小売店やオートバックス等の総合カー用品店からシェアを奪っています。

当期の業績については、2期ぶりに過去最高売上、最高益を達成しました。
品種別・販路別の売上は以下の通りです。

3.まとめ

業績は引き続き堅調ではありますが、足元では在庫不足もあってネット通販チャネルの納期が延びているようです。この点が直近の懸念材料でしょうか。

BSの方を見ると、数年前に85億円あった有利子負債の返済がほぼ完了していました。
財務改善も進んでいるようで良いことだと思います。


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