中北製作所(6496)|21年5月期ざっくりレビュー

中北製作所(6496)が2021年5月期決算を発表しましたので、ざっくりと確認しました。

1.決算概況


売上高は▲5.8%の減収、営業利益は▲22.2%の減益となりました。

以下は長期の業績推移となります。


2.事業動向

中北製作所は船舶用バルブのトップメーカーです。特に大型船舶に使用されるバタフライバルブと遠隔操作装置で強く、シェアは日本国内でほぼ100%、中・韓でもタンカー向けで約50%とのことです。

当期については、新型コロナウイルスによる大きな悪影響はなかったものの、売上高は前期比▲5.8%の減収、研究開発費を1億円ほど積み増したこともあり営業利益は▲22.2%の減益となってしまいました。
また、期末の受注残高も10,055百万円(前年度末比▲8.6%増)と減少しています。

次に来期の業績予想を見てみます。

弱気な予想ですね。
ただ、海上運賃の高騰により顧客である船会社の懐が潤っていますので、個人的には底打ち反転するんじゃないかな、と期待しています。

3.まとめ

中北製作所は資産バリュー株であるため、最後に資産価値の方も確認します。

期末の正味流動資産残高が161億円(流動資産212億円-総負債51億円)あるのに対し、足元の時価総額は101億円。株価は正味流動資産価値の2/3未満である「ネットネット株」です。

資産価値から見ても株価は非常に割安ですので、株主としましては、昨年同様に自社株買いを実施して貰いたいところです。

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